オフライン環境での vSphere Update Manager 設定
VMware vSphere のアップグレードとパッチを自動的に管理してくれる便利な vSphere Update Manager (VUM)ですがインターネットに接続のないオフライン環境では幾つかの機能が煩わしくなるので機能をオフにしてみました。
ちなみにVUMの主なタスクは以下の3点です。
- ESXiホストのアップグレードとパッチ適用
- ホストへのサードパーティ製ソフトウェアのインストールと更新
- 仮想マシン ハードウェアおよび VMware Toolsのアップグレード
さて vCSA6.7u1 のオフライン環境での vSphere Update Manager (VUM)の設定についてですが、VUMはvCSA6.5 以降からはvCSAに統合されていますのでvSphereClientから設定変更できます。
まずは自動的なパッチのダウンロードです。
"Update Manager" を選択します。
"設定" > "パッチのダウンロード" を選択します。
デフォルトでは自動的なパッチのダウンロードが有効化されています。
設定変更は "編集" をクリックします。
"パッチのダウンロード" のチェックを外し "保存" をクリックすると自動的なパッチのダウンロードが無効化されます。
自動的なパッチのダウンロードが無効化されています。
次は "リコールの通知" を選択します。
デフォルトでは自動通知が有効化されています。
設定変更は "編集" をクリックします。
"通知の確認" のチェックを外し "保存" をクリックすると自動通知の設定が無効化されます。
リコールの自動通知が無効化されています。
以上がVUMの自動更新チェックをオフにする設定でした。