PandaRin4’s blog

当ブログの記事は所属組織とは関係のない個人的見解です

VMware CloudCred で気になったこと、学んだこと 2018/11/6

CloudCredの普及も兼ねて

備忘録

 

Task 5745: Fully Featured vSphere Client in vSphere 6.7 Update 1

 

・ダークテーマのニーズが高かったらしい?
『Dark theme has been one of the most requested features.』

JapanVMUGでアンケートでも取ってリクエストすれば考慮してもらえるか?

Pink themeとか?

 

・アラーム定義のルールのトリガー設定が大幅に簡素化

今まではイジル感じでは無かったですが、暇を見つけて一度編集してみるか。

 

・vSphere Clientでのみ使用できる機能
  フィードバックツール(右上のニコちゃんマーク)
  ダッシュボード

 

・現状利用可能なプラグイン
VMware plugins
  VMware vSphere Update Manager (VUM)
  vSAN
  NSX
  vRealize Operations (vROps)
  Site Recovery Manager (SRM)
  vSphere Replication (VR)
  vSphere Integrated Containers (VIC)
認定パートナープラグイン
  IBM Spectrum Protect
  IBM Storage Enhancements
  Veeam
  StorMagic
  INFINIDAT
  HPE OneVIew
  Fujitsu Software ServerView
  Fujitsu ETERNUS(ストレージシステム)

 

他のプラグインのスケジュールは『vSphere 6.7 Client Plugin Readiness』参照
https://blogs.vmware.com/vsphere/2018/06/vsphere-6-7-client-plugin-readiness.html

VMware CloudCred で気になったこと、学んだこと 2018/11/3

 備忘録

Task 5747: What’s New in vCenter Server 6.7 Update 1

・vSphere Clientにダークテーマが選択可能に

  暗めの色のほうが目に優しそうなので変更してみよかな?

  あえて真面目に使い道を考えるとすれば、作業中はダークにするとか何かのサインとして利用か?

 

・Enhanced Linked Mode(ELM)のPSCを組込み型のvCSAに変換するツールを提供
ツールはISOの「VCSA-Converge-CLI」というディレクトリにあり
ちなみにPSCの役割は以下のSSOコンポーネントの管理(※)
 認証
 ライセンス
 タグとカテゴリ
 グローバル権限
 カスタムロール
 証明書

※正確には、『ELM=外部型のPSC』では無いです。ただし、PSCを外出しする理由はELMくらいでしょう。

 

・VAMIからvCSAのファイアウォールルールを管理可能に

 

vCSA の ネイティブバックアップ の 使用感 と 注意点

vCSAですが6.5からファイルベースのネイティブバックアップ機能が追加され、6.7ではさらに定期的に実行できるようになりました。

せっかくなので、実際に使用してみました。

 

・バックアップの取得

バックアップの取得自体は非常に簡単でVAMIで実行することが出来ます。

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バックアップデータのサイズですが、毎日少しづつ大きくなっています。

SSのvCSAは小規模のデフォルトで、運用数か月のサイズです。

使用感としては良好です。

手順については、Web等で検索すれば手順など細かく説明しておられる方もいるので詳しくは割愛します。

 

・リストアの実行

そもそもバックアップで最も大切なのは、リストアです。

実は現状(vCSA6.7u1時点)では、コレが相当に曲者です。

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リストアはvCSAのインストーラから実行します。SSの左端の『リストア』を選択します。

実はココがポイントです。リストアはインストーラからしか実行できません。パッチファイル(いわゆるFP)からは実行できません。

 

なぜココが大事なのかというと、次のSSを見るとわかります。

f:id:PandaRin4:20181102224543j:plain

実は、リストアを実行するにはバックアップファイルとインストーラのリビジョンを合わせる必要があります。

ピジョンとは6.7の場合を例にとると以下のような情報です。

  vCSA6.7u1 = 6.7.0.14000-9451876

  vCSA6.7d  = 6.7.0.20000-10244745

実際の運用を想定すると、これは地味に面倒です。リストア作業を想定する場合、パッチ等をあてリビジョンが変更されるたびに、あらかじめ新しいリビジョンのインストーラを準備しておく必要があることを意味しています。

実はこの制限については、VMwareDocsにも残念ながら記載されていませんが、大事なことだと思います。

よって、ネイティブバックアップを利用した運用を考える場合は、PFとインストーラはセットでダウンロードする事を手順として加える必要があります。

 

なお、リストア自体の手順は特に難しくありません。インストールの手順とほぼ同じです。

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ちなみに、リストア時には破棄するvCSAはシャットダウンしていても問題ありません。

不具合等でリストアする際に動作が気になるようであれば、あらかじめvCSAをシャットダウンしてからリストアを実行しても良いと思います。

パワーオンのままリストアした場合は、ステージ2で自動的にパワーオフされます。

SSはステージ2の当該箇所です。ただし、上のSSはあらかじめvCSAをシャットダウンした際のメッセージです(要するにシャットダウンしていてもメッセージは変わりません)。

 

なお、リストアの詳細な手順はWeb等で検索すれば細かく説明しておられる方もいるので詳しくは割愛します。

Japan_VMUG 第4回インフラ部会 メモ

備忘録

NIC等をVMware Compatibility Guideを利用して調査する際、esxcliなんかでVID/DID/SVID/SSIDを調べておくと楽。

NSX Data Center 6.4.1

  マルチセッションID認証ファイアウォール Windows2012R2のRDSHをサポート

・仮想SWの負荷分散

  vDSで選択できる『物理NIC負荷に基づいたルート』

   物理SWの設定不要、仮想SWのI/O使用率でアップリンクを変更

・次回2019/1/19 Yahoo様