【vSAN6.7u1】オフライン環境での『vSNA HCL DB』『vSANリソースカタログ』の更新について
オフライン環境でvSANを運用していると健全性サービスの『vSNA HCL DBの更新状態』や『vSANリソースカタログの更新状態』に関するアラートが出る事があります。
なお本記事は、vSphereClient(HTML5)で少しUIaが変わったvCSA6.7u1+vSAN6.7u1の環境が前提です。
この話題についてはKBや過去のリヴィジョンの情報があるかと思いますが、念のため分かりやすい記述のあるKBを一点掲示します。
vSAN 健全性サービス - vSAN HCL の健全性 - vSAN HCL DB の最新の状態 (2109870)
https://kb.vmware.com/s/article/2109870?lang=ja
対応方法ですが、KBに記載がある通り『最新のHCL DB(jsonファイル)を入手し手動でvCenterServerにアップロード』する方法です。
オフラインでのアップロードですが大きく以下のような手順となります。
1.最新のHCL DB(jsonファイル)を入手
2.vCenterServerにアップロード
1.最新のHCL DB(jsonファイル)を入手
当該サイトからjsonファイルを入手します。
IEの場合はリンクをクリックすると以下のようなポップが出力されるので保存します。
2.vCenterServerにアップロード
ちなみに”サイレンスアラート”とはアラートが新規に出力されなくなるそうです。クリックすると[はい/いいえ]を選択することになります。ただし現在のアラートが自動的に削除されるわけではありません。またサイレンスアラートから元に戻す場合は、即時反映なので注意が必要です。
「ファイルから更新」をクリックし、入手したjsonファイルを選択します。
ファイルを開くと更新中になります。しばらく待ちます。
更新が終わると自動的に最終更新日が更新されます。
2’.vCenterServerにアップロード(vSANリソースカタログの更新状態)
『vSANリソースカタログの更新状態』の更新ですが、『vSNA HCL DBの更新状態』と大差ありません。
最新のvSANリソースカタログを入手します。
「ファイルから更新」をクリックし、入手したjsonファイルを選択します。
『vSNA HCL DBの更新状態』と同じくファイルを開くと更新中になります。しばらく待ちます。
更新が終わると自動的に最終更新日が更新されます。
全般的に簡単な作業ですが、ステータスが緑色になると気分が良いですね。