Veeam Backup & Replication 10 P1 のオフラインアップデート手順
VBR10の初の累積パッチであるP1(KB3127)がリリースされました。VBR10 のオフライン環境でのパッチ適用手順について記載します
このパッチはもっと早い段階でのリリースが予定されていましたが、Veeam社のコロナ対応に伴うリモートワーク化の影響でリリースが延期されていました。P1では幾つかの不具合が修正されています。
詳しくは以下のページにあるリリースノートを確認しましょう。ここではパッチファイルもダウンロードできます。
『https://www.veeam.com/kb3127』
そういえば前回、vSphere7 GAのリグレッションテストについて触れましたが、リグレッションテストは終了したようです。VBR10については、1点だけ不具合が発見されたようです。
具体的な説明は割愛しますが、レプリカフェールオーバーでVMをホットアドトランスポートモードでムーブした際にエラーが出る事があるようです。回避策もあるようですが、5月中旬頃にリリースを予定されている累積パッチ2に修正が含まれるようです。
この件が修正されると VBR10で vSphere7 GAが正式にサポートされることになります。
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このパッチはもっと早い段階でのリリースが予定されていましたが、Veeam社のコロナ対応に伴うリモートワーク化の影響でリリースが延期されていました。P1では幾つかの不具合が修正されています。
詳しくは以下のページにあるリリースノートを確認しましょう。ここではパッチファイルもダウンロードできます。
『https://www.veeam.com/kb3127』
そういえば前回、vSphere7 GAのリグレッションテストについて触れましたが、リグレッションテストは終了したようです。VBR10については、1点だけ不具合が発見されたようです。
具体的な説明は割愛しますが、レプリカフェールオーバーでVMをホットアドトランスポートモードでムーブした際にエラーが出る事があるようです。回避策もあるようですが、5月中旬頃にリリースを予定されている累積パッチ2に修正が含まれるようです。
この件が修正されると VBR10で vSphere7 GAが正式にサポートされることになります。
ちなみに VBR9.5 u4での vSphere7のサポートは予定されていないので、vSphere7環境で VBRを利用したい場合は、VBR10を導入することが必須となるので注意が必要です。
VBR10から VBR10P1へのアップデートの前提条件ですが、VBR10(GAビルド10.0.0.4461)である必要があります。9.5に適用することは出来ません。
なお、VBRサーバがインターネットに接続されていて更新通知 ( Update notification )が有効化されている場合は、Veeam Update Notification ServerからXMLファイルを週に1回ダウンロードし、製品バージョン、パッチを比較します。アップデートが利用可能な場合は、自動更新の案内がポップアップされていることと思います。
ちなみに Update notificationはデフォルトでは有効化されています。
オフライン環境では有効化・無効化に関わらず特に何も発生しません。
念のため無効化(有効化)の手順を軽く触れておきます。
メインメニューから General Optionsを選択します。
表示される Optionsの Notificationタブをクリックし、Update Notificationのチェックボックスのチェックを外すと更新通知が無効化されます(チェックを入れると有効化されます)。
" OK " もしくは " Apply "をクリックして設定を反映します。
ここからパッチ適用手順になります。手順についてはアップグレード等と違い、エディション差はありません( Community Editionも他のエディションと同様です)。
まず有効化されているジョブを全て無効化します。
あらかじめダウンロードしておいたパッチファイル( ZIPファイル )の中の exeを実行します。
インストーラーウィザードが表示されるので、"OK"をクリックします。
"Install"をクリックします。
インストールが終了したら "Finish"をクリックします。
なお、今回は OSの再起動はありませんので安心して終了しましょう。
なお、今回は OSの再起動はありませんので安心して終了しましょう。
パッチ適用後は、コンソールを起動し無効化したジョブを有効化します。
なお、今回はVBSの最適化やコンポーネントのアップデートはありません。
なお、今回はVBSの最適化やコンポーネントのアップデートはありません。
ビルドが 10.0.0.4461 P1になっています。
VBR10 P1の適用手順は以上です。